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≪戦場ヶ原Ski Cloth Country遊歩のPhotographはこちらからどうぞ≫
















Enjoy《ゆーぽぴあ・遊歩記》

         第79回遊歩

≪戦場ヶ原Ski Cloth Country
銀世界を歩き露天風呂で良い湯だな≫








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  遊歩日:   2009年2月7日(土)〜8日(日) 1泊2日
  遊歩先:   戦場ヶ原(標高 1478m 山域 奥日光)
  温 泉:   光徳温泉  日光アストリヤホテル 
  天 候:   二日間とも晴れ
  参加者:   10名

  <行程>

 2月7日(土)

 ●新宿{07:31発・日光1号(特急)}⇒■東武日光(09:29着)=バス⇒光徳温泉・日光アストリヤホテル前バス停⇒日光アストリヤホテル⇒光徳牧場近辺Ski Cloth Country⇒日光アストリヤホテル 宿泊 (-.-)Zzz

 2月8日(日) 

 ●日光アストリヤホテル⇒戦場ヶ原Ski Cloth Country⇒日光アストリヤホテル⇒日光アストリヤホテル前バス停=バス⇒●東武日光{16:37発・スペーシア日光8号(特急)}⇒■新宿(18:35着)


  ≪遊歩記≫

 新宿駅南口で参加者10名が、「お早うございます。」と勢揃いをし日光1号(特急)}スペーシヤ号に乗り込む。私は東京の私鉄の特急は、小田急のロマンスカー、西武のレッドアロー号と乗ったことがあるのだが、この東武の特急スペーシヤ号には、まだ乗ったことがないので、期待に胸弾ませ座席に着く。それにしても便利になったもので、以前は東武電車に乗り日光方面に行くときには、新宿方面からだと山手線に乗り、神田駅で地下鉄に乗り換えて浅草まで行き離れて立つ東武駅まで行っていたのだが、今ではこうして新宿駅から東武日光まで快適に行けるのだから実に楽なものだ。

 今回は《ゆーぽぴあ》では、初めての企画である雪遊びということで、戦場ヶ原Ski Cloth Countryの遊歩だ。私は雪山には何度も登っているが、スキーは過去2回経験があるだけで、ましてやSki Cloth Countryは、全く経験がないが、スキーの滑走とは違い雪原をただスキーの板を履き歩くのが、Snow Cloth Countryだと思っているから、戦場ヶ原の雪原を思う存分スイスイと滑り歩くことを想像し、さぞかし楽しいだろうと早くも思いは日光戦場ヶ原に飛んでいた。

 座席に着くなり、昨日買い求めておいた缶ビールの500ミリを皆様に手渡し、これからの二日間、戦場ヶ原Ski Cloth Country遊歩の無事を願い乾杯だ。マア、理由は何とでもつけてビールを口にする。車内が温かいために冷えたビールが又一段と美味しい。このスペーシヤは池袋を通り大宮を経て栗橋駅で東武に乗り込みそれから東武日光まで、行くとのことだが運賃の利益は、JRと東武で、どのようにして分配するのかと思うと漫才師のサンキュウ、テルヨの持ちネタである地下鉄の電車はどこから入れるのだろうかという素朴な疑問ではないが、そのことを考えたら眠れなくなってしまうではないか。  (^^;)

 ビールを飲み一段落したところで、今回のSnow Cloth CountryのCoachである横浜のK,Kさんが、皆さんにSnow Cloth Countryのコピーした資料を手渡しそのLectureが始まる。
更にワンボックスのyuupolerにその資料を見てA,Sさんが、読み聞かせをしてくれる。するとあの豪邸が建ち並ぶ田園調布に住むN,Tさんが、更にSki Technicの蘊蓄を傾け私達に開設をする。クリスチャニア、ボーゲン、斜滑降等々、綺麗に滑り降りるのは、「良いカッコウ」、ヨタヨタとしながら無様に滑り降りるのを「ブカッコウ」と話術抜群の開設に皆、思わず頬をゆるめ「ヘー、Nさんは以前は相当スキーをやったのですね。」とA,Sさんが感心する。

 そんなことを談笑していたら早いもので、電車は東武日光駅に到着した。そして一同、トイレを済ませ日光湯元行のバスに乗り込む。車内は何とこの寒いのに満員と成っているではないか。世の中は不景気だと言っているが、この満員状態を見る限り、あまり関係ないようだ。そう言う私達も「この不景気に団体で旅行に来るのだからリッチな方々ね。」と見られているのではないかな。 (^^)
 何たって我らyuupolerの中には、田園調布にお住まいになっている元、お坊っちゃまがいるのだから当たり前かな。  (^^;)

 やがてバスは九十九折りのいろは坂を左右にカーブしながら走り、中禅寺湖々畔に到着した。それにしても辺りは何と雪が無いではないか。最近は暖冬なもので雪もあまり降らないために各地のスキー場も積雪対策で苦労しているようだ。日光アストリヤホテルに前もって電話で雪の状態を聞いたら「ヘイ、40cmは積もっておりますからCloth Countryは十分出来ますよ。」と言っていたが、あれは商売答弁ではないかと不安になってしまった。

 マア、それでも光徳温泉への脇道に入ると周囲は雪原になっていたので、まずまずホッとする。そしてバスは日光アストリヤホテルの前で停車し、私達は更衣室に行きそこに荷物を置き身軽になり、これからSnow Cloth Countryを行うため外に出て先ずは腹が減っては戦が出来ぬとばかりしっかりと昼食を取り、それぞれSnow Cloth Countryの板、ストックを持ち日光アストリヤホテルの前の光徳牧場の雪原で、Coachの横浜のK,Kさんから簡単なCloth Countryの説明を受け一同、いざ出発だ。

 私はこんなものは足を交互に出せばスイスイと滑って行くものとたかをくくっていたが、いざ実際に滑って行こうとしたら、早くもドデーンと尻餅をついてしまったではないか。見るとCoachを除き皆さん、それぞれ苦労をしているようだ。Coachから「先ずは雪原を歩いてみましょう。」と指示が出て、皆さん、ヨタヨタとしながら広い光徳牧場を円を描き歩き始めた。マア、それでも少し時間が経つとトレースの溝にSki板を滑らせ歩くのではなく滑って進むようになってきたではないか。

車内でSki Technicの蘊蓄を傾け私達に説明をしてくれていたあのN,Tさんは、さぞかしスイスイと滑っているのだろうと見ればナナナ何と転んでばかりいるではないか。改めて話と実際は違うものだと痛切に感じた次第であった。」  (-_-;)

それから私も牧場を3周ぐらいしたら、どうにか歩くのではなく滑りながら前へ進むようになってきた。O,Sさんを見てあればCoachの浜のK,Kさんの先導で「ピーピッピピピ」と発信音を立てるGPSの音を頼りに結構様になって滑って行くではないか。何でも過去結構スキーをやったそうであるからきっと感が戻ってきたのであろうか。

 そんな光徳牧場をぐるぐる回っていたのだが、Coachが「大分皆さん慣れてきたようだから、今度は違うコースに行ってみましょう。」と指示が出て、N,Tさんと女性3名がRetireをして、6名が何と山コースに挑戦をすべく滑り行く。行くほどに傾斜がきつくなりそれをclearするのが一苦労になってきた。そんな急坂を悪戦苦闘している私を見て、和美が「こんな坂はね。こうして滑って行けばいいのよ。」とさも自慢そうに私の横で得意満面で登って行くが、これも「言うことと実際は違う。」との現実を身にしみて分かる出来事が起こったのだ。ドーデーン、と左肩をしたたかに打ち付けて転倒してしまった。

 何とそうしたら左肩が全く上がらなくなってしまったのだ。しかし、雪面だけにそんなに転んでも衝撃はないと思うのだが、差にあらずこの実態は何なんだ。「痛いよう。肩が上がらないよう。」と和美はベソをかいている。私も正直、左アキレス腱がダメージを受けているので、結構その箇所が痛くなっており、これ幸とばかり二人で日光アストリヤホテルへ戻ることとした。

 そしてホテルの部屋に行きお楽しみの一つ、温泉へ直行した。温泉は白濁をしている硫黄泉で、温度はかなり高く冷えた身体には、ジーンとその温かさがしみ入るようでとても気持がよい。内風呂で良く温まってから内風呂に隣接する露天風呂へと行く。小岩で囲まれたこの露天風呂も温度が丁度良く頭が冷えた外気で、スーッとし、身体は温泉で温々温まり実に気持がよい至福のひと時だ。

 こんな温泉にゆっくりと入り、夕食タイムまで1時間30分もあるので、ほろ酔いタイムとばかり缶ビール、銘酒「澤之井、「越乃寒梅」」のオンパレードとなる。そこへ何と全く予期していなかった長谷川マチ子さんならぬ、H,Mさんが「こんにちは」と登場したではないか。私は一瞬、どうなっているのか分からなかった。きっとMちゃん、私達を驚かそうと密かに日光アストリヤホテルに部屋を取り、ジャージャージャン、Mちゃん登場とにくい演出をしたのだろうと思ったが、差にあらず、日光アストリヤホテルの先の日光湯元の国民休暇村に宿を取り、私達がこの日光アストリヤホテルに止まっているのは遊歩案内で予め知っていたので、ご挨拶とばかり立ち寄ったのだそうだ。

 そんな飛び入りのmちゃんを交え総勢11名が、銘酒を飲みながら大いに談笑する。そして私はおもむろに「2009年の遊歩計画表」を皆さんに手渡し「他の遊歩は不参加でも良いから、2009年5月10日(日)・Enjoy《ゆーぽぴあ》・5周年記念祝賀会には、皆さん出席を
してくださいね。」とそれとなくPressureをかけるそうしたらK,Mさんが「何人ぐらい出席をするかしらね。10人ぐらいかしらね。」と言うではないか。ゲゲゲ、10人ならばこのMemberだけで終わりではないか。「ソリャア、ナインデネエノサ。」とズッコケてしまった。

 そんな話をしていたらやがて夕食タイムとなり一同、地下の大広間の宴会室に行きご馳走を前にS,Yさんの乾杯の音頭で夕食宴会が盛大に始まった。しかし、他の団体客と部屋が同じなので、yuupoler一同、賓良く静かにご馳走を食べる。それは言葉上だけのもので、実際はあまりにもほろ酔いタイムで、皆さん、銘酒やらビールを飲んだためにこの夕食宴会になったら結構出来上がっており、アルコールも飲めないような状態で、中瓶のビールも何と可愛いことに4本といつもの《ゆーぽぴあ》にしては、誠に変事としか言いようがない本数である。私もそのビールも残してしまう有様で、ご馳走をしっかり食べ部屋に戻るなり、3次会処かふとんが引いてあったので、バッタットばかりに爆睡モードと成ってしまった。

  それから11時00分、ガバッと爆睡から目が覚めタオルを肩に掛け、風呂場へ行き露天風呂に入る。温まった身体には冷たい外気が気持ちよく、「雪は降るあなたはこない・・・ルルーールルルーン」とアダモのシャンソンの世界ではないが、お負けに行きがかなり降っており、最高の雰囲気だ。この分だと明日はかなり雪が積もるのであろうか。きっと新雪を滑って戦場ヶ原まで行ったらさぞかし快適であろうなどと他のお客さんと話をしながら最高の至福のひと時を一人で楽しんでいた。  (^_^)  \(^O^)/


 翌、8日早朝、6時に目を覚まし、風呂場へ行き温泉にしっかりと温まり、部屋に戻ってきたら何と部屋には鍵が掛かり皆さんの姿が見えないので、これは一足先に朝食に行ったと思いその食事処へ行く。その食事処の広間には、食卓が並べてあるだけで、皆さんの姿が見えないので、朝の散歩に皆さんが出かけたのかと息吹かしながら2回の廊下の椅子に腰掛け待っていたのだが、もう痺れを切らしまた、食事処へ行こうとしたらガヤガヤと声がしたので、その方へ何気なく行ったら皆さん、朝食を済ませ戻ってきたではないか。

 私は朝食も夕食の地下の大広間と言うことをすっかりと忘れ1階の食事処の広間へ行ってしまったので、当然部屋が違うから皆さんには会えるわけがないはずだ。昨日左肩関節の打撲で負傷し肩が上がらなくなった和美と朝食を取り、私も左アキレス腱に結構ダメージがあるため二人とも皆さんとは別行動で、戦場ヶ原マテ行くこととした。スノーシューで行こうと思ったが、あんな物を履いて歩くより軽登山靴の方が歩きやすいので、二人とも軽登山靴で、戦場ヶ原へと向かった。

 光徳牧場を過ぎ車道を横切り、やがて戦場ヶ原へ飛び出た。この戦場ヶ原は、 男体山が噴火して湯川がせき止められ、土砂がたまってできた広大な湿原地帯だ。白久行きに覆われたその雄姿を見せる男体山がドーント見える。私はこの男体山にはまだ登ったことがないので、何時か登ってみたいものだと和美と話しながら写真を撮り更に歩を進めたらN,Tさんを先頭にお二人の女性がスノーシューを履いて歩いてきたではないか。私達より1時間30分も早く出ていたのだが、どうしたことだろうかと不思議に思ったが、スノーシューなどよりも登山靴で雪面を歩いた方がよっぽど早いことを改めて思い知らされた。

 その3人と別れて間もなく休息をしていたCoachの横浜のK,Kさん達と遭遇し、彼らはこれから戻るとのことで、私達はタイムリミットギリギリマテ戦場ヶ原を歩くこととした。そして泉門池という看板が立っているところまで来て、ここから引き返し日光アストリヤホテルに戻りレストランで、生ビールを飲みながら食事を済ませ温泉に入りサッパリし、皆さんと13時45分の東武日光行きのバスに乗る。

 それから東武日光駅で約、1時間待ってから、強風のために25分遅れのスペーシヤ日光8号に乗り込む。座席に座るなり早速缶ビールと銘酒「越乃寒梅」を飲みyuupoler一同、楽しかった二日間のことなどを思い出し談笑しながら一路新宿へと向かった。  (^_^)







雪の男体山